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高校球児が坊主なのはなぜ?廃止した高校はどこ?

高校球児といえば、皆さんはどんなイメージを浮かべますか?

甲子園をイメージする方が多いと思いますが、それに匹敵するくらい坊主をイメージする方も多いのではないでしょうか。

私も高校球児でしたが、引退するまでずっと坊主でした。

冷静に考えてみると、高校球児はなぜ坊主にするのでしょうか。

坊主でなければならない決まりでもあるのでしょうか。

では高校球児が坊主にするのはなぜなのか、解説していきます!

併せて坊主を廃止した高校や、坊主にしたことによる悲しいエピソードもご紹介します。

 

高校球児が坊主にするのはなぜか理由3つ紹介!

高校球児は坊主というイメージがしっかり根付いていますが、高野連のホームページなどを見ても坊主にしなければならないという明記はされていません。

よって絶対に坊主にしなければならないという決まりはありません。

では高校球児はなぜ坊主にすることが多いのでしょうか。

さまざまな理由があると思いますが、3つに厳選してみました!

 

チーム力を高めるため

1つ目はチーム力を高めるためだと推測されます。

野球は最低でも9人いないと成立しない競技です。

いわゆる個人競技ではなく団体競技ですね!

その団体競技で1人でも個人プレイに走ってしまうとチームの士気も下がり、バラバラになってしまいます。

それを避けるため、全員坊主にしてチーム力を高めることが一番分かりやすい方法なのではないでしょうか。

私も高校球児時代、全員坊主だったので、チームの一員であること・同じ方向性であることの確認が出来ていたと思います。

 

時間の有効活用をするため

2つ目は時間の有効活用だと思います。

髪の毛が長いとセットをしたりドライヤーで乾かす時間などが必要です。

それが1日10分だとしても1ヶ月にすれば約300分ですね!!

坊主にするとそれが全く不要です!

有効活用できた時間を素振りや筋トレなどに費やすことができますね。

高校球児でいる時間は長いようで本当に短いです!

その時間を有効活用出来るなら坊主でも良いなと個人的に思います!

 

周りも坊主だから

これが一番多い理由ではないでしょうか。

私も誰かに強制されたわけではなく、野球は坊主というイメージがあったので自然に坊主にしていました。

入部したあとも全員が坊主だったので、髪を伸ばそうという考えは全く無かったです。

周りが坊主にしている中、自分だけ髪を伸ばすということはなかなか勇気がいることですよね。

周りに合わせることが得意な日本人ならではだと思います!

 

坊主を廃止した高校はどこ?

徐々にではありますが、坊主を廃止する高校が増えているそうです。

時代を感じますね!

私の知人も中学時代とても野球が上手かったのですが、坊主にするのが嫌という理由で高校野球を退部してしまいました。

非常にもったいないですよね!!

野球人口も急速に減っているようなので、野球を辞めてしまう理由の一つである坊主について検討すべきだと思います。

以下は坊主を廃止にした代表的な高校をご紹介します。

 

花巻東高校(岩手県)

花巻東と言えば、メジャーリーガーの大谷翔平選手と菊池雄星選手を思い浮かべるのではないでしょうか。

同じ高校に2人のメジャーリーガーがいたことは本当に凄いことですね!!

そんな花巻東も坊主を廃止した高校の1つです。

監督の佐々木洋氏によると、

「伝統だからと安易に続けるのではなく、意味や意義を考えてほしい」

という思いがあるようです。

選手達も最初は戸惑ったそうですが、選手の1人は

「言われたことだけやっても勝てない。自分たちで髪形を考えれば個人で責任も生まれるし、それが野球に繋がると思う。」

と答えています。

 

済美高校(愛媛)

済美高校は元日本ハムの鵜久森淳司氏や現楽天の福井優也選手が浮かびますね!

最近、お笑い芸人のティモンディ高岸さんが野球の独立リーグに入団しましたが、彼も済美高校出身です。

監督の中矢氏は、

「中学生が敬遠する要素をなくしたい。自分たちが経験したようなことは一切なしにして、もっと純粋に野球をしてほしい。」

とコメントしています。

選手も、

「坊主かどうかは関係ないということを証明したい」

と意気込んでいるそうです。

 

鹿児島城西(鹿児島)

最後にご紹介するのは鹿児島城西高校です。

この高校も坊主を廃止し、練習中に音楽をかけるというユニークな発想も実行しています。

監督の佐々木氏は、

「たくさん苦しい思いをして、野球が嫌いになる子も多いけどもっと野球をやりたい・好きって思ってもらうことが大切。好きで終われる環境作りが大事」

と述べています。

 

高校球児で坊主だったときの悲しいエピソードは?

最近は髪型が自由な学校も増えてきているようです。

野球人口が減っていると言われている昨今、部員確保のために自由にしている学校もあるんですねー!

数年後には坊主の球児が少ない時代になりそうです。

本題に戻りまして、私が坊主にしていたときの悲しいエピソードをご紹介します。

 

電車の乗客に避けられる

私の母校はプロ野球選手も輩出している学校で、上下関係もとても厳しい環境でした。

特に高校1年生のときは地獄でした。

今振り返ってみてもよく耐えていたなと思います。

今はあまり無いのかもしれませんが、当時は連帯責任制度がありました。

先輩への返事が小さい・お辞儀の角度が浅い・テキパキ動かないなどを指摘された場合は、1年生全員集められ、連帯責任を取らされます。

連帯責任の内容は決まって、

1年生全員5厘刈りでした。

5厘刈りは髪の長さが0.5mmで、ほぼスキンヘッドの状態でした。

坊主の中でも5厘刈りは屈辱なのです。

5厘刈りにした1年生が集団で電車に乗ると、乗客から白い目で見られ席を移動されることも良くありました。

確かにそのような集団が乗ってきたら高校生とはいえ恐怖ですよね!

今では良い思い出です。

 

坊主が理由で女性に振られる

坊主が好きな女性は一定数いるものの、どちらかというと不人気な髪形ですよね。

当時、とても関係の良い女性がいて告白したものの、坊主が理由で振られたことがありました。

その言葉は今でも鮮明に覚えています!

〇〇君がハゲじゃなかったら付き合ってたんやけどなー。

いや、ハゲじゃねー--し!!

と今ならツッコめるのですが。。。

 

高校球児が坊主なのはなぜ?廃止した高校はどこ?:まとめ

高校球児がなぜ坊主なのか、廃止した高校はどこなのか解説してみました!

今は多様化している時代なので、坊主ではない高校球児も増えてきました。

高校野球界も変革の時代が来ているのかもしれないですね。

これから甲子園での試合中継を見るときは、高校球児の髪形をチェックするのも面白いかもしれません。

以上、高校球児がなぜ坊主なのか・廃止した高校はどこなのか、でした。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

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yuutarou
ご覧頂き、ありがとうございます!! yuutarouです! 野球が大好きな30代です。 吃音持ちですが前向きに生きています(^^)