Bingchatは何がすごい？ChatGPTと比較しながら解説！

2022年11月頃から注目されるようになったChatGPTですが、さらにパワーアップしたAIchatが登場しました。

その名もBingchat。

Microsoft社が開発した最新のAIchatですね！

ChatGPTの最新版であるGPT-4(有料)の機能をベースに開発されたものだそうです。

BingchatはChatGPTのデメリットをカバーするような機能が多くあり、正直めちゃめちゃ便利です！

ChatGPTと比較して何がすごいのか、徹底解説していきます。

今回は、Bingchatは何がすごい？ChatGPTと比較しながら解説！というテーマで解説していきます！

Contents

Bingchatのすごい機能を5つご紹介！
Bingchatのデメリットや注意点3つとは？
Bingchatは何がすごい？ChatGPTと比較しながら解説！：まとめ

Bingchatのすごい機能を5つご紹介！

AIchatは検索エンジンとは違い、要約した回答をしてくれるので便利ですよね！

その先駆者であるChatGPTはもちろんすごいのですが、まだまだデメリットも多い状況です。

Bingchatはそのデメリットを解消した素晴らしいものになっています。

私も使っていますが、人間と会話しているようで驚きました！

では、Bingchatのすごい機能を5つご紹介します。

情報源のURLも記載される

実際にBingchatとChatGPTに同じ質問をしてみましょう！

例として、「美味しいハンバーグの作り方を教えて」と聞いてみます。

まずは、ChatGPTの回答です。

詳細に説明があり、分かりやすいですね！

しかし、どこからの情報なのか一切記載がありません。

ChatGPTの検索結果はブラックボックス(判断の根拠が分からない)となっており、大きな課題の1つになっています。

次にBingchatの回答です。

ChatGPTに比べて説明は簡潔になっていますが、赤丸にあるようにどのURLを参照して答えたのか分かるような仕様になっています。

この記載があれば情報の真偽を調べるための時間短縮に使えますね！

まとめると、BingchatとChatGPTは以下の違いがあります。

・Bingchat…ネットと繋がっており、ネット検索の結果を要約

・ChatGPT…ネットと繋がっておらず、それっぽく回答しながらも情報源は不明

しかし、朗報があります！

OpenAI社は2023年3月にChatGPT向けの新機能「ChatGPT　Plugins」を発表しました。

ChatGPTをネットとつなげる機能が追加されるようで、現在のデメリットは解消されそうですね！

いつから使えるのか分かり次第追記していきます！

Bingchatから質問してくれることがある

これも画期的な機能ではないでしょうか。

ChatGPTを含め、通常のAIchatは人間の回答に答えて終了というパターンでした。

しかし、Bingchatは人間と同じように質問してくれることがあります。

例えば、先ほどの「美味しいハンバーグの作り方を教えて」という質問に対する回答を再度見てみましょう。

作り方のあとに、「どんなソースをかけますか？」と質問をしてくれます！

このような質問があれば、自身が何を知りたいのか明確になりますね！

ChatGPTも今後このような機能が追加されるのかは不明です。

本当に人間と会話しているようですね！

すごい！！

回答に対する質問の予測ができる

これも本当に便利な機能です！

気分転換に先ほどとは違う質問をしてみます。

「リモートワークのメリットとデメリットを教えて」と聞いてみます。

先ほどと同じように、情報源のURLと回答が記載されています。

その下の赤丸のように、その後に質問されることの候補が3つ自動で記載されます。

中には自身が思いつかなかった質問候補もあり、それによって新たな知識や発見を得ることができるかもしれませんね！

必要な情報のみ抽出可能

BingchatはURLを指定すれば、そのページから必要な情報のみ抽出することが可能です。

例えば、メルカリの出品の仕方を調べたいとします。

メルカリのトップ画面はこのような感じです。

ここから出品の仕方が書いてあるページを探すのは面倒くさいですよね！

そんなときに活躍できるのがBingchatです。

メルカリのURLを入力し、出品の仕方を聞いてみます。

見事、出品の仕方を箇条書きで分かりやすく説明してくれました！

これまで必要なページを探すのに苦労していましたが、Bingchatのお陰で大幅な時間短縮が可能になりましたね！

Bingchatのデメリットや注意点3つとは？

Bingchatはとても便利な機能が備わっていますが、デメリットや注意点があることを忘れてはいけません。

メリットばかりではないということも理解して、正しく使っていきましょう！

では、解説していきます。

質問に対する回答に時間が掛かる

正直なところ、質問に対する回答が出るまでに結構な時間が掛かります。

例えば、前述の「美味しいハンバーグの作り方を教えて」という質問はChatGPTは回答まで約5秒、Bingchatは約20秒かかりました。

おそらく、Bingchatはネットから検索して回答をするので時間が掛かるのだと思います。

私は気にならない程度ですが、人によってはイライラしてしまうかもしれません。

ターボモードが速いのは良い。Bing Chatは検索を待つ時間もあったりしてけっこう遅いので、用途別に使い分けを考えた方がいいかも。

— らいけん🎸🌗 (@thunder_bark) February 14, 2023

回答が必ず正しいとは限らない

これはChatGPTと共通ですが、回答が必ず正しいとは限りません。

Bingchatはネット検索が可能ですが、そのネットの情報自体が間違っている可能性もあります。

最終的には自身で真偽を確かめることはChatGPTと共通事項です。

確かにBingChatくんには最新情報や専門的な正解を訊いても真に受けてはいけないよう。かなり間違いが多く、平気で嘘回答します。Fact Checkは欠かせない。
【例】 https://t.co/hVQYdcZxnr

— テッド@わーぷれ5th (@tedkoza12) March 4, 2023

ブラウザはMicrosoft Edgeのみ対応

注意点として、ブラウザはMicrosoft　Edgeのみ対応です。

chromeなどを使い慣れている方は少し不便かもしれませんね。

自社のブラウザを使ってほしいという思惑もありそうです！

一度、下記からダウンロードしてみてください。

Microsoft Edgeのダウンロードはこちら

BingChatが事前登録なしで一般公開されたっぽい。Edgeでしか使えないけど

Microsoft、対話AI型検索「Bing」を公開　ChatGPTより最新情報 – 日本経済新聞 https://t.co/G3cYO0TP2p

— Tackiness/タキネス (@tacki_hansode) May 5, 2023