まず、借金で苦しんでいる方や債務整理を考えている方はこの記事を絶対に読んでほしいです。
私は数年前に任意整理を経験し、現在も返済中です。
借金は約400万円で自身の責任ではありますが、途方に暮れていました。
そんな私の体験談を正直にお話します。
結論から言うと、任意整理は決して怖くないです!
むしろ、人生を再スタートさせるチャンスです。
私の体験談から任意整理のメリット・デメリットをそれぞれ3つずつ挙げ、任意整理中の私がおすすめしたいこともお話させて頂きます。
今回は、任意整理は怖くない!借金400万を背負った私の体験談!というテーマで解説していきます。
任意整理のメリット3つとは?
私は仕事のストレス発散のため、クレジットカードの支払いを全てリボ払いにし、気付くと短期間で限度額まで使っていました。
- だんだん返済が出来なくなり、消費者金融にお金を借りて返済。
- それでも返済が出来なくなり、他の消費者金融に借りようと試みるも全て審査落ち。
- 毎月の給料を超える返済額になり、手に負えなくなった
という経験があります。
気付くと借金は400万円となってしまいました。
当時は誰にも相談出来ず、絶望と後悔の日々でした。
何とか解決できないかと思い、たどり着いた方法が任意整理です。
任意整理をする上でメリットとデメリットを知ることはとても重要です。
勢いで任意整理をしてしまうと、後で大きなトラブルとなったり後悔する可能性もあります。
まずは私が実感したメリットを3つご紹介していきます!
身内や会社に知られる可能性が極めて低い
任意整理は、弁護士もしくは司法書士が行うことになります。
ちなみに、債務額が1社あたり140万円を超える場合は司法書士に依頼することができません。
私の場合は1社あたり140万円を超えていたので、弁護士に依頼することになりました。
弁護士というと敷居が高く相談しにくいというイメージがありましたが、実際は親身になって話を聞いて頂きました。
また、下記2点が徹底されていました。
- 弁護士事務所から自宅へ書類を送る場合は事前連絡があった
- 書類の送り主は弁護士事務所ではなく個人名のみ記載
身内が勝手に書類を見ない限り、任意整理をしていることは分からないですね!
また、個人と弁護士事務所との契約なので会社に知られることもないでしょう。
誰にも知られたくない方は安心して依頼してください。
私は実際に任意整理をしましたが、全ての債務者に任意整理がオススメと言うつもりは全くありません。
自己破産・個人再生と比べても圧倒的に減額の割合は低いわけで、それでも任意整理を推すのは「家族にバレない」この一点に尽きます。
債務整理検討中の皆様、今の現状で家族の笑顔を守れますか?— なま@債務リーマンの味方 (@nama_niniseiri) May 3, 2023
返済までのゴールが見える
任意整理をする前は、利息ばかり払ってなかなか元金が減らない状況でした。
ゴールが見えず、本当にお先真っ暗という感じだったと思います。
しかし債務整理をすると、弁護士が分割支払明細表というものを作成してくれます。
支払い開始から終了まで期間や金額が分かるので、気持ちも少し楽になりました。
支払金額も月々の収入を見ながら、無理のない金額を設定してくれるので安心です。
私の場合は月6万円を5年かけて返済するという流れになりました。
返済期間は3~5年が多いようです。
はじめまして。任意整理をして人生変わりましたよ。私も競馬で借金して最後は死んで精算なんて考えていましたが、今は人生楽しいです。
任意整理をして生活が楽になるわけではないので、完済まで我慢が続きますがゴールが見えている分気持ちは楽です。— まめまる借金返済中 (@mamemaruaa) June 7, 2022
利息がカットされる
任意整理をした場合、利息や損害遅延金をカットすることが出来ます。
これにより返済総額が大幅に減少し、元金のみ返済すれば良いということになります。
任意整理をする前は利息ばかり払っていたのが、元金のみ返済となれば少しは光が見えてきますね!
はじめて司法書士事務所に債務整理について問い合わせたとき、とても緊張しました。はじめて面談したときも緊張しました。しかし面談を終えた帰り道、心がスッキリしたことを覚えています。あの緊張は何だったんだろうと。そして任意整理を依頼し、利息カットと60回の分割払いが決まったのです。
— りたろう@任意整理体験者の告白 (@ritaro_saimu) April 16, 2023
任意整理のデメリット3つとは?
任意整理をすることで、多くのメリットがあることが分かりました。
しかし、残念ながらデメリットもあります。
借金の返済が楽になると同時に、下記のようなデメリットもあるということも念頭に置かなければなりません。
では、解説していきます!
信用情報機関に事故情報が登録される
任意整理を行う上で、一番影響のあるデメリットではないでしょうか。
任意整理後、その情報は下記の信用情報機関に事故情報として記載されるようです。
一般的には約5年で事故情報は消えると言われています。
注意点として約5年というのは完済後からの年数となります。
その間は新たなクレジットカード発行やローンを組むことは出来ません。
私自身は返済開始から約5年かと思っていましたので、事前にしっかり確認しておくべきだったと思います。
上記HPにて信用情報を確認することも可能となっています。
禁パチ214日目。
任意整理して完済してから5年以上が経過し、初の信用情報を取得しました。
結果は、借入していた情報は消えていました。
ここまで復活するのに本当妻には不安や迷惑をかけた🥲それでも支えてくれたことに本当に感謝です。— 脱ギャンブル@依存症 (@Mp07ACL3OKfa6Jd) February 23, 2022
安定した収入が無いと実行できない
任意整理は、誰でも実行できるわけではありません。
3~5年で返済できる安定した収入が無ければ、弁護士や司法書士から断られる場合もあるようです。
ただし、身内からの援助があれば可能になる場合が多いようです。
私は会社員である程度の収入は保証されていましたので、スムーズに進めることができました。
任意整理手続きを成功させるためには、3~5年間で返済を終わらせることができる程度の安定した収入が見込める必要があります。これは、家族からの援助やパート収入でも構いません。
— ピノ (@pinacoladasoda) June 30, 2021
任意整理を認めない債権者がいる可能性もある
任意整理は弁護士や司法書士が債権者と直接交渉を行い、和解契約を行います。
多くの債権者が和解に応じる傾向がありますが、中には認めない債権者もいるようです。
それが原因で任意整理が出来なかった人も少なからず存在しているようです。
認めない債権者はある程度分かるようなので、弁護士や司法書士に相談してみたほうが良いかもしれませんね!
金融機関の中には、方針として任意整理に応じない業者もあります。フクホー株式会社、アペンタクル株式会社(旧ワイド)、株式会社しんわなどは代表的で、たとえ交渉をしても残金の分割払いや利息の減額等に応じてもらえず、任意整理に失敗してしまいます。
— ピノ (@pinacoladasoda) June 30, 2021
任意整理中の私がおすすめしたいこと3つとは?
続いて、任意整理中の私がおすすめしたいこと3つをご紹介していきます。
この取り組みをすることで任意整理をしながら貯金もできるようになりました。
今すぐ実践でできることばかりなので、ぜひ試してみて下さい。
支払いのカードはデビットカード一択
私が借金を作ってしまった一番の要因はクレジットカードの使い過ぎです。
現金ではないので、お金を使ったという意識が薄れ、歯止めが利かなくなる場合もあります。
一方、デビットカードは銀行口座の残高から引き落とされるので、極端な出費を減らすことができます。
各社さまざまなデビットカードが発行されており、お得な還元やポイント付与をしている場合もあるので、自身に合うデビットカードを作ってみてください。
審査は不要です。
収支を明確にする
私自身も含め、借金を作ってしまう人は収支が全く分かっていない場合が多いようです。
収支を把握していないと、同じ失敗を繰り返してしまう可能性が高いです。
私は銀行口座と連携可能な家計簿アプリを入れ、毎月の収支を把握するようにしました。
私の場合は休憩中に飲むコーヒー代など、削れる部分がたくさんあることが分かりました。
少しでも貯金をして、任意整理完了後すぐにやり直せるようにしたいですね。
第三者にカードを管理してもらう
デビットカードや銀行カードを自身の財布に入れていると、さまざまな誘惑に負けて散財してしまう可能性もあります。
そのようなことを防ぐため、私は妻にデビットカードと銀行カードを預けています。
カードが必要な場合は用途を明確にし、一時的に返却してもらっています。
恋人や両親でも良いので第三者の管理の下、自身に厳しく過ごしてみましょう!
任意整理は怖くない!借金400万を背負った私の体験談!:まとめ
任意整理は怖くない!借金400万を背負った私の体験談!というテーマで解説してきました。
借金を作ってしまった現実は変えられません。
その後どう行動するかによって未来は変わってきます。
任意整理はハードルが高いというイメージがありますが、全くそんなことはありません。
任意整理中はクレジットカードが使えなかったりローンが組めなくなりますが、お灸を据えられていると割り切って貯金に励みましょう!
以上、任意整理は怖くない!借金400万を背負った私の体験談!でした。
ありがとうございました!